城北大空襲被災証言集

4・13根津山小さな追悼会実行委員会では、大きな空襲の中を生き延びて今日まで懸命に生き抜いてこられた方々の体験を記録として残し、次の世代に語り継ぐために、「追悼会十周年記念文集」「被災証言集第二集」「被災証言集第三集」と3冊の証言集を編集・発行して参りました。一人でも多くの方々に読んでいただき、かつて身近に襲った戦禍を忘れないように、そして戦争について平和について自分のこととして考えていただけるよう願っています。


「被災証言集第3集」2018年3月25日発行・B5版・本文モノクロ・132ページ・被災体験者証言地域図付き

38名の空襲被災証言地域(当時の町名)池袋・雑司ヶ谷・目白町・高田本町・椎名町・長崎・堀之内町・西巣鴨・巣鴨、近隣区の四月一三日・五月二五日の空襲、豊島区外の空襲・学童疎開・勤労動員など

城北大空襲被災体験を語り継ぐ

目次:「根津山へ逃げた」峰岸郁子、「救護活動中に空襲で亡くなった父」剱持信子、「兄 井熊友弥の遺品を前にして」星 静江、「空襲の火に映える満開の桜忘れない」越阪部文江、「燃える空と地の間で‼︎ ―私の空襲体験―」青山巌雄、「弟を背負って巣鴨拘置所の原っぱへ」宮崎さと子、「炎の記憶」加藤宣彦、「跡形もなくなった自宅」坂本弘道、「四月一三日前後のこと」山本澄代、「昭和二〇年四月一三日 池袋 空襲の記憶」恩田嘉一、「川越街道を成増方面へ逃げた」関戸保則、「小学生の戦争」矢田 英明、「四月一三日の空襲」矢田時江、「本立寺の脇を通り根津山に逃げた」越 敬一、「戦前戦後の思い出」坂内ふたば、「学童疎開の寮母として」高尾幸江、「戦争の思い出二つ」井上義昭、「四月一三日に焼け残った我家が...」外口志づ、「戦中・戦後の体験」高島正宣、「第二次学童疎開と家族の被災」小田光野、「疎開での生活」三上明子、「銭湯は煙突を残すだけの焼け野原ー私の城北大空襲」川上勝巳、「かぶった掻巻に水をかけ家を飛び出した」谷野昭治、「学童疎開から縁故疎開へ 自宅は全焼」古屋孝夫、「行方知れずの大叔父」林 友子、「役に立たなかった防火訓練」大角みち子、「畑に埋めて守ったミシン」瀬戸和男、「わが身を投げだし家族を守ってくれた父」金子文男、「三月四日と四月一三日の空襲」永松裕子、「父の言い付けを守って逃げた」水野正巳、「女学校入学後の大空襲」大久保賀永子、「空 襲」伊藤武夫、「五月二五日の空襲で自宅全焼」外山英男、「甲府市内片隅での空襲の一夜の想い出」永嶋幸枝、「敗戦前後メモ」角幡春雄、「私信より(一部抜粋)」江間洋子、「妹と二人だけが生き延びる」佐藤 進、「戦争はしてはいけない!」田中良子

論文寄稿「豊島区の学童疎開」青木哲夫



「被災証言集第2集」2014年3月25日発行・B5版・本文モノクロ・114ページ・被災体験者証言地域図付き

31名の空襲被災証言地域(当時の町名)雑司ヶ谷町・目白町・池袋・要町・日ノ出町・西巣鴨・巣鴨・駒込、隣接地域(板橋区弥生町)

城北大空襲被災体験を語り継ぐ

目次:「四・一三空襲体験」田中久子、「被災後に役立った防空壕」峯岸静子、「火音の恐怖(城北大空襲より)」きたまこと、「根津山に逃げた」田中不二、「四月一三日当日と戦中戦後の生活」坂上 明、「見つからなかった父の大工道具」小倉敦子、「戦争・空襲・終戦の青春時代」坂東和之丞、「学童疎開から戻って」河西弘子、「戦災に遭遇して」神戸美枝、「私と戦争(戦災の日のこと)」矢部喜美代、「焼け出され始末記」岡田和道、「池袋駅東口の周辺 被災前夜」大石雄文、「銃後を守って消息を絶った母と妹」屋代康光、「池袋は一面焼け野原、護国寺の屋根まで見えました」斉藤愛子、「空襲下を生き抜いて」矢澤としゑ、「母」山崎 馥、「城北大空襲被爆の記」石井 淳、「火の海になった池袋 その一」小杉順子、「火の海になった池袋 その二」小杉英次、「被災後すぐに仮庁舎で勤務」武井 諌、「二歳の娘を背負って逃げた」川島タカ、「お世話になった小父と小母の死」吉田 巌、「山手線の崖に飛び降りて助かる」岸 綾子、「たくさんの死、伝えきれないこと」三村和男、「天祖神社の銀杏から火柱が」本間よね子、「家族と近所の人を守った父」鈴木節子、「家も入学したばかりの中学も焼けて」吉田 稔、「いなくなった父」三浦幸三、「父・母 そして私の四・一三城北大空襲」藤生敏晴、「行方不明になった母」桑原安江、「戦 災」藤岡貞子

論文寄稿「城北大空襲とは何であったか?」青木哲夫



「10周年記念文集」2006年4月13日発行・B5版・本文モノクロ・80ページ/配布終了

23名の空襲被災体験:4・13根津山小さな追悼会にまつわる空襲被災体験、その他の空襲被災体験、戦中戦後の体験、追悼会に参加して(3名)、「豊島区・史通史編」「東京被曝記」より

私たちの街に大きな空襲があった

目次:「火の海になった根津山」廣瀬あきら、「焔の本立寺」矢島豊子、「戦火の中を逃げ惑って」青木延子、「脳裏に焼き付く空襲の日の夜桜」越阪部文江、「空襲の根津山の一夜」山崎登志子・猪野笑子(聞き書き:横谷イセ子)、「よみがえったあの日」向井承子、「戻らなかった母と妹」宮崎さとこ、「クレヨンの色」足立久雄、「昭和二十年四月十三日の空襲 雑司ヶ谷一丁目附近のこと」鈴木静子、「城北大空襲時の私の体験記」東流邦昌、「根津山惨歌」中村清松、「空 襲 」伊藤武雄、「空襲で亡くなった祖父」渡辺孝子、「4・13根津山にまつわる空襲被災体験」尾上多喜雄、「未来のない頃の原風景」関きよし、「空襲、その後(イラスト)」矢島勝昭、「私の青春」立柳豊子、「身代わりになった姉」榎本友美子、「学童疎開」石井公恵、「追悼会によって知る空襲被災体験」竹内里美、「幼い記憶に残る戦火の跡」増田 純、「震災も戦災も体験した母」加藤典舟、「小さな追悼会」三科愛子、「朗読を続けて来て」三上明子、「4・13根津山小さな追悼会に寄せて」宿谷よしえ、「一枚のセルの着物」拔井光子(豊島区・通史編より「東京被曝記」より

●「追悼の辞」屋代日出光・屋代康光



被災証言集の配布には皆さまのご寄付をお願いしております。

 

【証言集の配布】一冊について作費用実費に相当するご寄付をいただいております。

送料は実行委員会で負担いたします。お力添え頂けますようお願い申し上げます。

・「被災証言集第2集」1冊 1000円のご寄付をお願いします。

・「被災証言集第3集」 1500円のご寄付をお願いします。

 

【お申し込み】お問い合わせフォームよりお申し込みください。

メッセージ欄に、以下の情報をご入力ください。

①ご希望の証言集と冊数

②ご送付先の住所・氏名

 

【お支払い】証言集到着後、同封の郵便振替用紙で一週間以内にご送金をお願い申し上げます。

※ご送金手数料はご負担くださるようお願い申し上げます。